“量も質も”楽しむ焼酎の旅
【剛力彩芽さんインタビュー】

焼酎も食も美味しい。鹿児島って“ズルい”です！

―鹿児島の焼酎をめぐる旅はいかがでしたか？

ワインや日本酒はプライベートでも飲む機会が多いのですが、焼酎は実はあまり馴染みがなくって。最初は、どんな味なんだろう……飲めるかな？　と、正直ドキドキしていました。でも今回の飲み旅で、焼酎造りの工程を酒蔵で教えてもらったり、説明を受けながら試飲してみたりして、どんどん焼酎の魅力に気付かされました。あとは焼酎そのものだけでなく、焼酎専用酒器や薩摩切子など、お酒を飲む器にも感動したんです。職人さんの手であんなに綺麗なものが作り出されるなんて、すごいですよね。私はすっかり薩摩切子にメロメロで、今回の旅で個人的にゲットしてしまいました（笑）　大満足です！　焼酎文化の奥深さや美味しさをもっともっと若い女性にも知ってもらって、焼酎に出合う旅の楽しさを感じてもらいたいですね。


―焼酎はどんな飲み方が気になりますか？

たま～に飲むときは、ソーダで割って楽しんでいました。でも今回の旅で完全にロックにハマりました！　本坊酒造さんで数種類の焼酎の飲み比べをさせてもらったのですが、ロックで味わうことでそれぞれの風味や味の違いがダイレクトに感じられて、新しい体験をした感じがして面白かったです。基本的には料理に合うお酒をチョイスすることが多くて、イタリアンレストランに行ったらワインを飲んだり、和食の時は日本酒が多かったりしていたのですが、これからは料理とのペアリングをお店の方に聞きつつ、焼酎も頼んでみようと思っています。


―今回は鹿児島グルメも堪能されましたが、焼酎と合わせるならどんな料理が好みですか？

母の影響もあって、幼い頃から味が濃いめのおつまみが大好きなんです。だから塩辛やタラコ、漬物とか、お酒に合うおつまみはお酒を飲めない頃から好きでした（笑）　鹿児島の食べ物はおつまみに限らず何を食べても美味しくて、本当にどんどん焼酎が進む！　今回お邪魔した「家のじ」さんでは、黒豚の塩ごま鍋をいただいたのですが、びっくりするほど美味しくて、焼酎にも合うし完璧でした。どうしてもこの味を自宅でも再現したくって、店主の方にこっそりレシピを聞いちゃいました（笑）　鹿児島は人もみんなあたたかいし、お酒もお料理も最高で……本当に“ズルい”です！


―剛力さんにとって、旅とはどういうものですか？

リフレッシュできて、元気になるものです。最近だと2泊3日で神戸と大阪に行ったのですが、食い倒れの旅でした（笑）　食べることが好きなので、大阪ではホルモンとお酒を飲んでひたすら笑って、リラックスしていました。旅ってワクワクするし、開放的になれて、本当に楽しい！　「明日からまた仕事頑張ろう」って思わせてくれるんです。


―これから、どんな旅をしてみたいですか？

今はリゾートに行きたいというよりも、海や山など自然に触れられるような旅がしたいです。たまたまテレビで観たのですが、最近気になっているのは宮崎県にある「高千穂峡」！　自然に囲まれた渓谷をボートに乗って散策するんですが、滝の近くまで行けるみたいで。ぜひ行ってみたいです。あとは、関東圏内でもできそうな「グランピング」が気になります。自然に触れたり、囲まれながら過ごしたりすることが本当に大好きなんです。静かで落ち着ける場所に行ってのんびりする旅も好きなので、温泉旅行もいいですね～。お風呂上りに焼酎を楽しもうと思います！

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剛力 彩芽（ごうりき あやめ）

1992年8月27日、神奈川県生まれ。2008年からファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルを務めるかたわら、女優活動をスタートさせる。2011年ロングヘアを現在のトレードマークであるショートカットにして大胆にイメージチェンジ。2011年7月から放送された「IS~男でも女でもない性~」では主演を務める。モデルや女優として多数のドラマや映画に出演するだけでなく、シンガーとしても活躍。特技はダンスと料理。趣味はフルートとお菓子作り。