おすすめ文学グルメ【舞茸とチーズともち米のシュウマイ】
日本が舞台になっている、家飲みにぴったりの本と、物語にゆかりのあるアレンジレシピをご紹介。美味しい「文学グルメ」を各地で堪能しましょう。
Photo/RYO HANABUSA Food Styling/YOSHIE MATSUSHIMA Text/MAYU SHINOHARA・YASUFUMI SHINTAKU(Tokyo Pistol Co., Ltd.)[神奈川] 舞茸とチーズともち米のシュウマイ
横浜の名物のシュウマイを缶つまを使った簡単アレンジレシピに。お肉なしでも大満足。
材料:(1皿分)
Smoke 貝柱缶……1缶
シュウマイの皮……12枚
もち米……1/2合
長ネギ 白い部分……5~6cm
舞茸……15~20g
溶けるスライスチーズ……1/2枚
片栗粉……小さじ1/4
酒……小さじ1
作り方
(1)水気を切った缶詰、長ネギ、舞茸を全てみじん切りにして混ぜる。
(2)片栗粉、酒を加え、炊いたもち米も混ぜ合わせる。溶けるスライスチーズをさいて入れる。
(3)シュウマイの皮に(2)を包む。
(4)蒸し器で6分蒸す。
貝柱の旨味と燻製の香りが豊かな一品には、ほのかな酸味の純米酒を
おとも本は、森茉莉著『横浜南京街』(『私の美の世界』内に所収、594円/新潮文庫)
明治の文豪森鴎外の長女、森茉莉のエッセイ集の一話。多彩な話題から彼女独自の“美の世界”を切り取ります。色とりどりの装飾や雑多な街並み、エキゾチックで大胆な料理など、異国情緒溢れる描写が続く『横浜南京町』を読めば、まるで異国に迷い込んでしまったかのような感覚に。お供は横浜の名物、シュウマイを。