缶つま×日本酒×キャンプ最強説!
いつもの酒がもっと特別になる“キャンプ飲みのすすめ”
冬の澄んだ空気の中、たき火をしながら自作のつまみと共に日本酒をクイッと楽しむ時間はたまらない。そんな “キャンプ飲み”の極意を、野外料理研究家でもある“キャンプおじさん”ことベアーズ島田キャンプさんに教えてもらいました。
Photo/YOSHIHITO OZAWA Text/MINORI FUJIMURA料理して、酒飲んで、たき火して……もう最高!(笑)
普段は、ヒロシさんをはじめとする芸人で構成された“焚火会”のメンバーでキャンプをするんです。大体、月に5~6回はキャンプをするんですけど、最近はソロキャンプが増えてきましたね。気軽に行けちゃうもんだから、奥さんには『また行ってきたの!?』なんて言われます(笑) 今回訪れた厚木の「TINY CAMP VILLAGE」は設備も揃っているし、ソロキャンプをはじめたい人にはおすすめですね。
僕らは10~3月をキャンプの“オンシーズン”と呼んでます。寒い時期は空気が澄んでいて気持ちがいいし、たき火をするのも楽しい、最高のキャンプシーズンなんです。たき火を見つめながら飲む酒は格別ですよ! あと僕のキャンプに欠かせないのは、料理。料理は得意なんです。キャンプのときはパパッと完成させたいので、「缶つま」があると本当にありがたい。そのまま火にかけたり具材を入れたり、使いやすいうえに美味しいので、最強のキャンプ飲みアイテムですね。
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キャンプつまみをご紹介
おつまみ1品目は“サバのちょい辛! 春菊カラシ和え“
今回は、簡単にできる&日本酒に合うつまみを考えました。「缶つまSmoke さば」を春菊、カラシと和えて出来上がり。辛口の日本酒にぴったりですね。く~! うまい。いやこれ、合わないわけないでしょ(笑)
2品目は “よだれ鶏とトマトの焚火チーズ焼”
「缶つまスパイシー 四川風よだれ鶏」を缶のままたき火の火にかけて、その上にミニトマト、チーズをのせてトロトロに。キャンプならではって感じでしょ? 一緒に飲むのは、こっくりとしたにごり酒がいいですね。あー、酔っぱらってきた(笑) 熱々のつまみを食べながら、キンキンに冷えた酒を飲む。間違いないです。
最後に、ベアーズ島田キャンプが教えるキャンプの醍醐味
キャンプって“不便”だからこそ、色んなもののありがたみを感じるんです。例えば、たき火をするのも、料理をするのもいちいち大変じゃないですか。でもその“不便”と言う“味付け”がなされるからこそ、最高の美味しさや時間になるんじゃないかな。なーんてね! かっこいいこと言いそうになっちゃった(笑)
なんと今回、自前の缶つまとキャンプ道具を持ち込んでいた島田さん。取材日当日も「このままここでキャンプします」とキャンプ続行! 冬空の下、楽しいソロキャンプはまだまだ続きそうです。
ベアーズ島田キャンプ(べあーずしまだきゃんぷ)
1977年生まれの野外料理研究家。バーベキューインストラクター検定やフードコーディネーターの資格を持つ。芸人として10年間活動した後、2014年にサラリーマンに転身。休日はソロキャンプ集団「焚火会」のメンバーらとキャンプを楽しむ。『ベアーズ島田キャンプのサボリ飯』(主婦の友社)が発売中。