開けただけで旅に行った気になる!?
“旅気分缶つま”開発企画部-第4回-「両者の意志」

これまでさまざまなお酒とコラボをしてきた缶つまが、満を持して「飲み旅本。」とコラボ! 「食べると旅気分が味わえる缶つま」ってどんな缶詰になるの? 実は今回、新たな展開が……!? モノづくりに奮闘する我々をお見せしちゃいます。

右上から時計回りに、飲み旅本。編集部:石川、髙橋(か)、国分グループ本社:宮本さん、南山さん、髙橋さん

右上から時計回りに、飲み旅本。編集部:石川、髙橋(か)、国分グループ本社:宮本さん、南山さん、髙橋さん

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――前回の座談会で出た内容から、今後の動きについて話し合う。

南山:第3回目の座談会で編集部の皆さんから3つ案を出していただいて、お酒の入ったスノードーム型のボトルと缶つまがセットになった「スノードーム缶つま」の方向で固まりましたよね。
 
髙橋(か):そうです! ですが、その実現は難しいことが判明しました……
 
石川:前回の座談会後、スノードームを作っている会社と実際にお会いして、やりたいことやカタチにしたいことについて打ち合わせをしてきました。さまざまな企業とコラボをしている実績ある会社だったのですが、今回やろうとしていることについて、ハードルが高すぎると言われてしまいました。
 
宮本:そうなんですね。具体的にはどんな点が難しいのでしょうか。

石川:例えばファッションブランドとのコラボ商品であれば、そのブランドを象徴するようなショッパーや服装を模ったオーナメントを作って、スノードームの中に入れるのが主流だそうです。スノーパウダーをいれてキラキラしたホログラムを散らすような演出や、形もさまざまな作り方が出来るのですが、食品が絡むとなると衛生面の問題点をクリアするのが難しいそうなんです。
 
髙橋:たしかに、食品が絡んだものは見たことがありませんね。
 
石川:スノードームの中に入れている液体も、精製水などを使用して色が変色しないようにかなり繊細に作っているので、お酒を中に入れるのはまず難しいだろうと……。

髙橋(か):お酒をミニボトルに入れた状態でスノードームの中に入れるというのも、どのような変化が起こるかわからないので難しいのではとのことでした。
 
髙橋:そうなると、いかなる工夫をしたところで衛生面に関しての難易度は高そうですね。実現がかなり難しいことがわかりました。
 
南山:なるほど。振り出しに戻ってしまいましたね、どうしましょうか……。
 
一同:う~ん……。

――悩む一同。そこで、国分グループ本社の皆さんから新たな提案が。

髙橋:そういえば、今年の夏に“缶つま10周年記念”ということで、「缶つまキッチンカー」を全国で走らせる予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症の影響で来年に延期することにしたんです。来年の夏まで、キッチンカーと旅気分を高める何かができないかなと思っています。
 
南山:キッチンカーは札幌や新潟、仙台など観光地7都市を走る予定です。外で缶つまを楽しんでもらいたいと思って企画したのですが、なかなか遠出できないご時世になってしまったので、「旅気分缶つま」と何か一緒にできないでしょうか?
 
石川:確かに、“そこに行っていなくても行った気分を味わえる感覚”というのは「旅気分缶つま」のコンセプトとマッチしています! キッチンカーと旅気分缶つまを掛け合わせたものをカタチにして、旅に出たくなるきっかけにできるといいかもしれませんね!

南山:ウェブページ上でキッチンカーが走る場所を表現したりすることなどもできないかな。ゲームの「桃太郎電鉄」のようなイメージで、すごろくっぽくなっていたり。
 
髙橋(か):ゲーム性を持たせるのはおもしろいですね! ワクワクします。
 
宮本:すごろくで止まった町の風景と、そこで食べるのにおすすめな缶つまが見られるようになっていたりしたら、楽しい雰囲気も伝わりますね。

髙橋:プレゼントキャンペーンを絡めても良さそうですね。少し前に、缶つまのネックストラップを作ったんですよ。外に気軽に缶つまを持って行けるように作ったものなのですが、そちらを景品にさせてもらってもいいかもしれません。
 
髙橋(か):近場の公園であっても、外で食べるといつもと違った気分になれますよね。旅気分をより感じてもらうためのグッズとしてとても良さそうです。
 
石川:さらに、素材や産地にこだわって作られている缶つまなので、北海道のほたてだったり広島の牡蠣だったり、本場の味から旅気分がしっかりと伝わりそうですね。
 
南山:缶つまをきっかけにその土地にもっと興味を持ってもらったり、旅に行った気になってもらえたりしたら、いいですね! プレゼントキャンペーンはいろいろな人にキッチンカーのことを知ってもらうきっかけにもなりそうです。
 
石川:より旅気分を高めるために、やはり動画を見てもらうというのも有力な気がします!缶つまのパッケージにQRコードをつけて、そこからページに飛ぶと、缶つまを食べながらその土地の風景の動画を見られるようにするとか。

宮本:動画だと画像で見るのに比べて臨場感も感じられるので、そこに行ったような感じがぐっと高まると思います。
 
南山:たしかにそうですね。自分目線で動くような手元の動画であったり、電車からの景色であったり、動画も工夫のし甲斐がたくさんありそう。
 
髙橋:しかも今までいろいろな旅情報を発信してきた「飲み旅本。」ならではのコラボページになりそうで……これは期待値が高まりますね!

髙橋(か):缶つまを買った人がみんな動画を見て旅気分になってくれたら、キッチンカーもますます盛り上がりそうですよね。
 
石川:いろいろとできることはありそうですね。今回出た案をまとめて、次回、具体的な動きについて話し合えればと思います!
 
一同:そうしましょう!

一度は振り出しに戻りかけた「旅気分缶つま」でしたが、「缶つまキッチンカー」と掛け合わせて新たなカタチとして実現を目指すことに。どう企画が動き出していくのか? 次回もお楽しみに!

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