知れば味の違いがわかる!
日本酒名称辞典
日本酒のラベルに記載されている用語や、銘柄名に含まれている言葉、また「日本酒ができるまで」の中に登場したキーワードを簡単に説明します。日本酒を購入する際に役立つかも。
特定名称酒
吟醸酒・純米酒・本醸造酒などのこと。原料や製造法、精米歩合などによって8種類に分類される。
純米酒
原料に米と米麹を使用した場合に表記可能。精米歩合は問わないが、香味・色沢が良好なもの。
古酒(こしゅ)
明確な定義はないが、その年に造られた日本酒が「新酒」。1年以上経過したものが「古酒」と呼ばれる。
どぶろく・にごり酒
出来上がった醪をこしていない場合「どぶろく」と呼ぶ。「にごり酒」は荒ごしで白濁しているもの。
雫取り・斗瓶取り
醪を入れた布袋を吊るし、自然に落ちたお酒だけを集める手法。「斗瓶囲い」「袋吊り」と呼ぶ蔵も。
アル添
もろみを搾る前などに「醸造アルコール」を添加すること。吟醸酒や本醸造酒に用いられる。
あらばしり・中取り・責め
槽による搾りの工程で、それぞれ最初の液体・中間部の液体・終わりの方の液体のことを指す。