クラフトビールと缶つまを持ち寄って
ホテルで旅するおこもりステイ
旅色アンバサダーのリンさんとNoddyさんが東京のホテルにクラフトビールと缶つまを持ち寄って、さまざまなエリアへ旅した気分になれるとっておきの“おこもりステイ”を体験。都心のホテルでのステイプランがこんな使い方もできるなんて……! と、絶対に真似したくなる過ごし方に注目です。
Photo / CHIHIRO HASHIMOTO Movie / RYO NISHIKAWA Text / SACHIKO TSUCHIYA岩手気分
まずは岩手気分に……と用意したのは「銀河高原ビール」。岩手の作家・宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にちなんで、テーブルコーデは星をモチーフにしました。ホテルの中なら、天気を気にせずフォトジェニックな空間を楽しめます。
岩手気分が味わえるアイテム
銀河高原ビールの定番「小麦のビール」。南ドイツ伝統のヴァイツェン・スタイルをアレンジしています。バナナのような香り、心地よい酸味、やわらかな麦の風味が特徴。ビールが苦手な方にもおすすめです。
飼料の一部にマテ茶を使用して育てられた鶏肉を、エキストラバージンオリーブオイルで風味よく仕上げている一品。クリーミーなマテ茶鶏と、口当たりやわらかな小麦のビールは相性抜群。
埼玉気分
川越を拠点としたコエドブルワリーが提供する「コエドビール」で埼玉気分! テーブルも小江戸風にして、おつまみに缶つまの鶏ハラミを味わって、屋台っぽい雰囲気も満喫。「この苦みクセになる~」とビールが進む様子の2人。
埼玉気分が味わえるアイテム
シトラスを思わせるアロマホップが香る、セッションIPA(エール系)のビール。洗練された苦味、低めのアルコール度数が特徴です。ホップの風味を引き出す製法にちなんで「毬花(まりはな)」と命名されました。
鶏ハラミ(腹膜)を直火で焼き上げ、塩ダレ味に仕上げられた、独特な食感と香辛料の風味が後をひく一品。心地よい苦みを感じるビールによく合うので、「コエドビール」との相性抜群。
長野気分
「THE軽井沢ビール」で長野県の高原リゾート・軽井沢へ。小さめのテーブルに涼しげな小物を広げて、おつまみは「缶つま コンビーフ ユッケ風」をクラッカーと一緒にいただきます。「なんだか優雅な気分」と楽しげなリンさん。
長野気分が味わえるアイテム
きめ細かいクリーミーな泡立ち、流れ落ちる白糸の滝のような爽快感、後味のキレの良さを楽しめるゴールデンエール。マスカットのような爽やかな香りと、グレープフルーツを思わせる苦味が特徴です。
ごま油やトウバンジャンの風味が味わえるユッケ風のコンビーフです。お好みで卵の黄身を乗せれば、よりユッケのイメージに近くなります。ライトなビールと一緒に楽しんでみては?
新潟気分
お次は「エチゴビール」で新潟へ。越後といえば雪国、米どころ、酒どころ……と、クラフトビールをきっかけに、新潟の話が膨らみます。テーブルの飾り付けが上手くいったので、持参したスーツケースも駆使して撮影会スタート。
新潟気分が味わえるアイテム
全国で一歩先んじてブルーパブを開き、地ビール第1号となったエチゴビール。この「Flying IPA」は、爽やかなシトラス系の香りと、突き抜ける苦味が魅力のアメリカンスタイルIPAです。
国産銘柄豚である和豚もちぶたのハツを、シンプルな塩だれで味付けして、素材の持つ旨味を引き出した一品です。ビターなビールの肴にするのもいいし、焼酎やウイスキーにも合います。
静岡気分
快調に5県目! 静岡のビール「DHCゴールデンマイスター」で静岡気分を味わいます。静岡茶のイメージで、テーブルコーデは清々しいグリーンに。ピクニックっぽい感じも出そうよ、と盛り上がるお2人……いい感じにほろ酔いです。
静岡気分が味わえるアイテム
御殿場市にある工場で、鮮烈な富士山の伏流水を使用して造っています。「DHCラガービール」をあえてろ過せず、酵母を残したままの状態で仕上げた通好みのビール。フルーティな香り、豊かな味わいが特長です。
サイコロ状にカットされたベーコンを、香ばしい黒胡椒のシンプルな味付けで楽しめる一品。素材の風味を満喫でき、食べごたえがあるので満足度も抜群! もちろんビールのおつまみに最高です。
沖縄気分
今回の締めを飾るのは「ゴーヤーDRY」。帽子やサングラスなどを使って存分に沖縄っぽくしたら、沖縄の方言「カリー」で乾杯! 「海の映像を流したらもっと沖縄を感じるかも」と、おこもりステイの無限の可能性を感じました。
沖縄気分が味わえるアイテム
沖縄本島の北部・名護市で造られている、スッキリとした爽やかな苦みを楽しめる発泡酒。飲み口でホップの風味、副原料にゴーヤを使用しているので後味でゴーヤの風味がやってきます。
鮭で一番脂の乗った部位・ハラスだけを集め、桜のチップでじっくり香ばしくいぶった本格的な燻製です。スモーキーな香りとハラスの旨みを満喫でき、“ビールの友”におすすめしたい一品。
本日のおこもりHotel 「ホテル龍名館東京」
旅館からスタートした、創業百余年の歴史あるホテル。12タイプの客室が揃い、ゆとりある「フォーラスダブル」は“おこもりステイ”にぴったり。
住所/東京都中央区八重洲1-3-22
TEL/03-3271-0971
総部屋数/135室
チェックイン/14:00
チェックアウト/11:00