漫画「琥珀の夢で酔いましょう」の作者に聞く
秋に飲みたいクラフトビール
暑い時期にゴクゴクと飲み干すイメージのあるビールですが、クラフトビールはものによって千差万別。秋にぴったりのビールもあるんです。今回は、クラフトビールをテーマにした漫画「琥珀の夢で酔いましょう」の作者で、ご自身もお酒好きという村野真朱さんと依田温さんに、秋の夜長にゆっくり飲みたいクラフトビールを教えてもらいました。相性抜群の簡単おつまみレシピと合わせてご紹介します。
『琥珀の夢で酔いましょう』とは？
©Masoho Murano, Nodoka Yoda, Kei Sugimura / MAG Garden
ひょんなことから居酒屋「白熊」とクラフトビールに出合った主人公たち3人が織りなす“大人の青春群像”。漫画内には全国各地のクラフトビールが登場する。
原作／村野真朱、作画／依田温、監修／杉村啓
マッグガーデン
村野真朱さんのおすすめ
ハロウィン仕様のジャケットもかわいい
「パンプキンウィート with 3スパイシーズ」
パンプキンウィート with 3スパイシーズ（ベアレン醸造所）
「ホッピーで軽やかな口当たりが飲みやすく、時間が経つとスパイシーさとかぼちゃの甘みが出てきて、風味の変化を楽しめます。ジャケットはじっくり眺めても楽しめるハロウィン仕様。ゆっくり飲みたいけど軽めがいい、という方におすすめの秋らしい褐色のスパイスビールです」
村野 真朱（むらの まそほ）
京都出身、漫画原作者。連載中のクラフトビール漫画「琥珀の夢で酔いましょう」ストーリー担当。
おつまみ／オリーブとかぼちゃのピンチョス
かぼちゃを使ったクラフトビールには、かぼちゃのおつまみを合わせてハロウィン感を高めちゃいましょう。かぼちゃの甘みとミックスオリーブの程よい塩気がマッチして、お酒も進みます。
【材料】
・缶つま ミックスオリーブ……1缶
・かぼちゃ……1ブロック
・キャンディチーズ……適量
▼使った缶つまはコレ
缶つま ミックスオリーブ
①かぼちゃを約1㎝大に切る
②切ったかぼちゃを耐熱皿に入れてラップをかけて電子レンジ（600ｗ）で約2分加熱する。
③オリーブを半分に切る
④オリーブとかぼちゃ、キャンディチーズをピックに刺す
依田温さんのおすすめ
シナモンのスパイシーさがくせになる
「MAPLE CINNAMON MAPLE TO CINNAMON ALE」
MAPLE CINNAMON MAPLE TO CINNAMON ALE（OKD KOMINKA BREWING）
「メープルの柔らかい風味と、シナモンのピリッとしたスパイシー感が秋にぴったりのビールです。甘さ自体は控えめで、苦味とのバランスが非常に良く、とても飲み応えがあります。温度が高くなると香りが引き立ってくるので、暖かいお部屋でゆっくり味わってみてください」
依田 温（よだ のどか）
高知出身。連載中のクラフトビール漫画「琥珀の夢で酔いましょう」作画担当。
おつまみ／フルーツ缶のチョコディップ
秋を連想させるメープルとシナモンのお酒には、同じく秋の味覚であるりんごをあわせて。すっきりとした甘さがビールの香りを引き立ててくれ、意外や意外、チョコとの相性も抜群です！
【材料】
・にっぽんの果実 青森県産 りんご(ふじ)……1缶
・板チョコ……1枚
・牛乳……30cc
▼使ったにっぽんの果実はコレ
にっぽんの果実 青森県産 りんご(ふじ)
【作り方】
①板チョコを適当な大きさに割る
②耐熱容器にチョコと牛乳を入れ、電子レンジ（600ｗ）で約40秒加熱する
③②を混ぜ、滑らかになったらりんごをディップ！
今年は“秋ビール”にも注目を！
「琥珀の夢で酔いましょう」の作者のお二人に、秋にこそ飲みたいクラフトビールを教えていただきました。日本酒やワインだけでなく、今年はクラフトビールにも注目してみてはいかがでしょうか？ また、今回ご紹介した「缶つま」アレンジレシピは、火を使わずにササッと作れます。ぜひ、今回ご紹介したおつまみと共にビールをゆっくり味わって、秋の夜長を楽しんでくださいね。
