夏を楽しむクラフトビール旅in伊豆
【永尾まりやさんインタビュー】
暑い夏、ビールの美味しい季節がやってきました。小規模な醸造所で職人が丹精込めて造るクラフトビールのブームは、さらに過熱しています。このクラフトビールに興味津々という女優・永尾まりやさんが、1泊2日の伊豆飲み旅へ。飲み旅をしてみての感想やクラフトビールについてなど、さまざまなお話を聞かせてもらいました。
Photo / NAO TADACHI Styling / KAORI KIKUCHI Hair&Make / KAZUYA SATO Text / KAZUHA OKAMURAできたてのクラフトビールの美味しさに感動!
——伊豆のクラフトビールを巡る旅はいかがでしたか?
行く先々でビールを飲んで、おいしいごはんを食べて、伊豆の自然に触れて……わくわくしっ放しの旅でした。まさに“大人の遠足”気分。今回みたいに「お酒」をテーマに旅をするのは初めての体験でしたが、お酒を通してその場所の自然や歴史、食、人を知ることができるのが面白い。ハマってしまいそうです。あと個人的に思い出に残っているのは、修善寺の温泉街で射的をしたこと。久々に“銃”を構えて血が騒ぎました(笑) ※永尾さんは銃砲所持許可証取得のクレー射撃経験者
——クラフトビールの印象は?
出発前は、「クラフトビール」って具体的にどんなビールなのか漠然としていたのですが、ビールが造られるところを目の当たりにした工場見学は、貴重な経験でした。ホップの香り、仕込み部屋の室温の高さ、タンクの大きさなど、驚くことばかり。一杯のビールができるまでにこんなに手間暇がかけられ、こだわって造られているんだということも知りました。そしてタップルームで飲んだ、できたてのクラフトビールのおいしさに感動! 何十種類もの中から選ぶ楽しさもあり、飲み比べをして一つひとつの味の個性を知る楽しさもありました。クラフトビールが新鮮な地元の料理に合うのは、ビールを造る時に地元の食材を使って地域性を出しているという理由があったことにも驚きました。
——普段、どのようなシーンでどのお酒を飲むことが多いですか?
よく飲むのは、やっぱりビールですね。普段は銘柄やメーカーには特にこだわりませんが、海外に行くとそこのローカルビールを好んで飲みます。ビールを置いていない国や地域ってあまり無いですよね。最近飲んだのは、台湾ビール、タイのシンハー、韓国のCASS……。香りや味わい、飲み口などまったく違うのが面白い! 飲むだけで、その国・地域にいることを実感できる面もあります。今までは、お酒は大人数でわいわい飲むのが楽しいと思っていたのですが、ビールはひとりでも飲みたくなる。実は仕事終わりに家でプシュッとやっています(笑) そこに大好物のスパムや焼き鳥があれば、この上なく幸せです。
——どのような旅をすることが多いですか?
食べることが大好きなので、やっぱりグルメは旅に外せません! 旅先に必ず持っていくのはガイドブック。本を読み込んで旅先での計画をきっちり立てるタイプなんです。レストランや景色の良いスポットを探す時は、インスタグラムで検索することも。最新の情報を知ることができるし、場所もすぐにわかって便利です。最近思い出に残っている旅先は、プライベートで行ったマルタ島。暖かいところに行きたくて、思い切りました(笑) 地中海に浮かぶ、1日あれば周れちゃうくらいの小さな島なんですが、古い建物が並ぶ街の雰囲気や、温暖な気候が最高でした。ごはんは特にシーフードが新鮮でおいしかったです。もちろんビールと一緒にいただきましたよ!
——今後行ってみたい場所はありますか?
今回の伊豆がとても気に入ったので、またぜひ行きたいです。富士山も近くに見えて景色も良いし、大好きな温泉にも入りたい! お酒好きな友人たちを誘って、今回私が感動したように、クラフトビールのおいしさを一緒に共有できたらいいなと思います。
永尾 まりや(ながお まりや)
1994年3月10日、神奈川県生まれ。2009年9月にAKB48の第9期研究生オーディションに合格、同11月に劇場公演デビューを果たす。2016年にAKB48を卒業後は、女優としてドラマや映画に出演。また、モデルとしてファッション誌『S Cawaii!』『LARME』などでも活躍する。銃砲所持許可証を取得し、特技はクレー射撃。ニックネームは「まりやぎ」。