「国産ワイン」と「日本ワイン」は違うんです!
いま“日本ワイン”がすごいことになってます。

「国産ワイン」と「日本ワイン」。混同しやすいネーミングですが、原材料が海外産であっても国内で醸造されていれば国産ワインと呼ぶことができ、国産のブドウを100%使用したもののみを日本ワインと呼びます。2015年10月より表示ルールが明確化され、日本ワインに限り「地名」「ブドウの品種名」「収穫年」をラベルに表示できることに。これにより各ワイナリーは徹底的にブドウ作りにこだわり、海外のコンクールで金賞を受賞するなど、飛躍的に日本ワインの品質が向上しました。

急成長中の「日本ワイン」

100%国産ブドウ使用の各県の日本ワイン。

100%国産ブドウ使用の各県の日本ワイン。

ワインはその土地の気候風土を表現

水の甘さや土の性質に大きく左右されるブドウ栽培。「甲州」に代表される日本の固有品種から作られるワインは、穏やかなアロマが特徴です。

新たなワイナリーを建設中の熊本県に注目

雨が多くブドウ栽培には適さないといわれていた熊本県ですが、試行錯誤を重ね、味わい深いブドウの収穫が可能に。菊鹿町産のブドウを使用した熊本発ワインは、国内外の賞を受賞する“幻のワイン”とまでいわれるようになりました。この受賞をきっかけに、熊本のワインが今、世界的に注目されているんです。

醸造所・レストラン・ショップ・畑を併設した「菊鹿ワイナリー」が2018年秋に完成予定。写真は“幻のワイン”「菊鹿シャルドネ」のブドウ作りをする平川さん。

醸造所・レストラン・ショップ・畑を併設した「菊鹿ワイナリー」が2018年秋に完成予定。写真は“幻のワイン”「菊鹿シャルドネ」のブドウ作りをする平川さん。

橋本愛さんが熊本で初・飲み旅!
おいしいワインとおつまみを巡る旅へ

飲み旅本。vol.9 電子雑誌を読む