鉄道タレント・木村裕子の
ほろ酔い飲み鉄紀行～JR小海線編～②

道中でおつまみと一杯その①：缶つまプレミアム　国内産　真あなご蒲焼×七笑　吟醸生貯蔵「木曽路の女」 300ｍｌ

「フタを開けた瞬間に醤油とみりんの香りが漂ってきて、それだけで食欲をそそられました。ふわふわトロトロの真あなごに甘辛いたれが絡まって絶妙なおいしさです。まさにお酒のアテといった味わい！」

こだわりの国内産真あなごには、吟醸生貯蔵「木曽路の女」を組み合わせてみました。
「フルーティーですっきりした飲み口が真あなごの蒲焼と相性抜群ですね」

立ち寄り駅①：小淵沢駅（こぶちざわえき）

名物山賊そばに舌鼓

2017年7月にリニューアルしたばかりの駅舎に初めて訪れた木村さん。まずは展望デッキで八ヶ岳連峰の大パノラマ、そして富士山を堪能。
「富士山が見られるなんて驚きです」

景色に満足した後は、駅舎内にあるおそば屋、「丸政そば　小淵沢店」で名物山賊そば（420円）をいただきます。　

「ジューシーな鶏もも肉が汁にからまっておいしい！」
山賊そばの由来は、「山賊が物を取り上げる（鶏揚げる）」からきているそう。

駅舎住所／山梨県北杜市小淵沢町1024

丸政そば　小淵沢店
住所／山梨県北杜市小淵沢町1024（小淵沢駅2階改札手前）
営業時間／7:00～19:50
定休日／無休

道中でおつまみと一杯その②：缶つまプレミアム　日本近海どり　和風サーディン×マルト　純米酒　生もと造り　720ｍｌ

「イワシがたくさん詰まっていて嬉しい！　一つひとつが大きいうえに骨まで食べられちゃいます。生姜がいいアクセントになってますね」

そんな大人な味わいの和風サーディンには、辛口の日本酒を合わせたいところです。千曲川上流で作られたマルト純米酒でどうぞ。
「かなり辛口なんですけど、そこがいい。しかも地元のお酒を列車で飲むなんて、最高の贅沢です」

立ち寄り駅②：野辺山駅

JRで一番標高の高い駅

野辺山駅の標高は1345.67ｍ。JR線のなかで一番高いところにある駅です。ホームや駅前にそれを示す碑があり、記念撮影におすすめ。

「JR線で一番標高が高い場所は、野辺山駅と隣の清里駅の間にあります。そこにも碑があって、車窓から見ることができますよ」

また、「HIGH RAIL 星空」号では駅の滞在時間中に、小海線沿線の星空案内人により星空観察会を開催。天文学者が選ぶ「日本で一番綺麗な星空ベスト3」に選ばれた南牧村できれいな星空を堪能できます。

住所／長野県南佐久郡南牧村大字野辺山

道中でおつまみと一杯その③：缶つまプレミアム　びわ湖産　稚鮎油漬け×七笑　純米吟醸　300ｍｌ

びわ湖産の稚鮎を乾燥し、旨みを凝縮させた一品。
「内臓がそのまま使われているから苦みがあるんですけど、これがくせになるというか病みつきになるというか……。かなり好みです！」

ここは七笑純米吟醸で男前にいきましょう。
「稚鮎を食べた後に七笑を飲むとさっぱりするので、エンドレスで飲み食いできてしまいそうです（笑）」

立ち寄り駅③：信濃川上駅

広告ロケ地では同じポーズで記念撮影

「わざわざぼーっとするために来たい駅です」
それほどまでにのどかな信濃川上駅ですが、実はJR東日本「大人の休日倶楽部」広告のロケ地。鉄道ファンの間では有名なんだそうです。「撮影地巡りも大好き」という木村さんに、広告と同じポーズを決めていただきました。

ちなみに信濃川上駅の位置する川上村は「川上犬」でも有名で、駅名標に川上犬の姿が見て取れます。

住所／長野県南佐久郡川上村大字御所平

木村 裕子（きむら ゆうこ）

幼少期から鉄道が好きで、20歳の時JR東海で車内販売員に就く。2015年日本の鉄道全線完乗済み。著書に『女子鉄ひとりたび』（KKベストセラーズ）、『木村裕子の鉄道が100倍楽しくなる100鉄』（天夢人）。現在は名鉄カルチャースクールで講師も行う。