「にっぽんの果実」×焼酎が実現した
オリジナルカクテル大革命
焼酎の新しい可能性を探るべく、「スタア・バー・ギンザ」のマスターバーテンダー・岸久さんに突撃。フルーツ缶詰「にっぽんの果実」と焼酎を使って、今までにないカクテルを考案してもらうことに。とろけるような果物の食感を感じられて、焼酎初心者から焼酎ツウまで楽しめる、そんなオリジナルカクテルをレシピ付きで紹介します。
Photo / MASANORI WADA Text / NAOMI MAKINO「スタア・バー・ギンザ」岸久さん監修
▼岸 久(きし ひさし)さんプロフィール
「スタア・バー」のマスターバーテンダー。一般財団法人カクテル文化振興会理事長・日本ジン協会代表。1996年に「IBA 世界カクテルコンクール」で優勝し、2000年に「スタア・バー」をオープン。2004年には東京都知事より「東京マイスター(東京都優秀技能者)」に認定され、2008年には「現代の名工」をバーテンダーとして初めて受章。2014年には「黄綬褒章」を受章するなど、世界的にも注目を浴びている。
カクテル①
缶詰ならではの甘みを生かす『ブルーベリーマドル』
ブルーベリーのみずみずしさと焼酎の味がしっかりと感じられ、焼酎ツウにも嬉しい一杯。「実を潰しながら味わえば、甘みと酸味を交互に堪能できます」。お好みで牛乳を入れたノンアルコールカクテルもどうぞ。
[材料]
麦焼酎・・・30~45ml
「にっぽんの果実 岩手県産 ブルーベリー」・・・1/3(シラップも使用)
氷・・・適量
[作り方]
右のカクテル:「にっぽんの果実 岩手県産 ブルーベリー」をシラップと一緒に適量グラスに入れ、ロックアイス(キューブ)、麦焼酎も入れる。ブルーベリーの実を潰して飲めるようにマドラーを刺しておく。
左のノンアルコールカクテル:「にっぽんの果実 岩手県産 ブルーベリー」をシラップと一緒に適量グラスに入れ、ブルーベリーの実はマドラーでつぶす。ロックアイス(キューブ)、牛乳を適量入れて完成。
▼使用した「にっぽんの果実」
国産にこだわり、大粒のブルーベリーを丁寧に摘み取って原料にした缶詰。すっきりとした甘みのシラップを麦焼酎とミックスさせると絶妙な味わいに。渋みがなく、上品な風味が感じられるのも缶詰ならでは。
カクテル②
追熟の華やかさが閉じ込められた『ラフランス トニック』
「ラフランスの濃厚な甘い香りと、柔らかい果肉をダイレクトに感じられるカクテルです」。飲んだ時の口当たりや風味が華やかで、余韻も楽しめるほどの味わい深さ。ゆったりと過ごしたい夜にぴったり。
[材料]
麦焼酎・・・30~45ml
「にっぽんの果実 山形県産 ラフランス」・・・2切れ
トニックウォーター(お好みでソーダ、ジンジャーエールでも可)・・・適量
氷・・・適量
[作り方]
「にっぽんの果実 山形県産 ラフランス」の実と麦焼酎をプラスチック容器(100円圴一で売られているものでOK)の中に入れ、こん棒あるいはハンドミキサーでラフランスの実を潰す。プラスチック容器にロックアイス(キューブ)を入れ、軽くかき混ぜる。あらかじめ冷やしておいたグラスにもロックアイス(キューブ)を入れておく。プラスチック容器にトニックウォーターまたはソーダ、ジンジャーエールを入れてかき混ぜ、冷やしておいたグラスに注ぐ(その際プラスチック容器に残った氷はグラスに入れない)。
▼使用した「にっぽんの果実」
追熟した果肉の甘みと香りを堪能することができる缶詰。華やかな味わいの中に奥深さが感じられ、焼酎との相性も抜群。ラフランスの実を潰して焼酎と混ぜることによって、焼酎をより滑らかな味わいにしてくれる。
カクテル③
心躍る上品なパーティーカクテル『パンチ』
5種類の果物の甘みが焼酎に程よく浸透し、口当たりの良いカクテルが完成。トニックウォーターで自分好みに調整できるので、焼酎初心者でも試しやすい。「大人数のパーティーにもおすすめです」
[材料]
麦焼酎・・・45ml
「にっぽんの果実 山形県産 ミックスフルーツ」・・・1缶(シラップも使用)
トニックウォーター・・・適量
氷・・・適量
[作り方]
「にっぽんの果実 山形県産 ミックスフルーツ」を食べやすいようにハーフカットし、缶詰の中のシラップとカットしたフルーツをすべて器に入れる。麦焼酎を入れ少しかきまぜたら、ロックアイス(キューブ)を入れる。これらをグラスに注いで、好みの量のトニックウォーターを入れたら完成。お好みでレモンスライスを入れてもOK。
使用した「にっぽんの果実」
「にっぽんの果実」シリーズの中で最も人気の商品。シラップには高級和菓子に使用される「白ざら糖」が使われ、上品な甘み。山形県産の果物が5種類(黄桃、白桃、りんご、ラフランス、さくらんぼ)も入り、焼酎と混ざることで果物の甘みをより一層感じられる。
Bar情報
数種類のお酒がずらりと並ぶ店内は、落ち着いた大人の隠れ家のような雰囲気。希少なジャパニーズウイスキーから、シングルモルト、ラム酒など毎日違ったお酒を楽しむことができる。
SRAR BAR GINZA(スタア・バー・ギンザ)
住所/東京都中央区銀座1-5-13 MODERNS GINZA 1F・B1F
電話/03-3535-8005
営業時間/17:00~24:00(LO23:30)
定休日/無休
※ドリンクとは別に1名につきカバーチャージ1,000円が発生