[アウトドアの達人・スノーピークさんに聞きました]
リビングからはじめる飲みキャンプ計画
オフシーズンといわれる冬キャンプに挑戦するのもいいけれど、家の中でアウトドア気分を味わいながらお酒を飲むのも得策です。今宵、都会の住まいにキャンプの良さを持ち込んでいるスノーピークの“お宅”に潜入。リビングでキャンプ? その醍醐味って何ですか?
Photo/RYO HANABUSA Food Styling/SAORI UESUGI Text/MAI SHINOHARA(Tokyo Pistol Co., Ltd.) 撮影協力/エイダイハウジング、UTUWAスノーピークさん、リビングでキャンプってどういうことですか?
新潟・燕三条から世界へと発信するアウトドアメーカー、スノーピーク。過去に本社で商品開発に携わり、キャンプのいろはを熟知した吉野真紀夫さんが今取り組んでいるのがアーバンアウトドアです。
「われわれは筋金入りのキャンパーなので、キャンプの楽しみを“住まい”にも取り入れられないかと思ったんです」。
今回撮影に協力してくれた住宅メーカー、エイダイハウジングとのコラボもまさにその好例です。
「アーバンアウトドアの“アーバン”は、都会というよりも身近、という意味合いです。家の中や屋上、庭などで身近に自然を感じ、つながりがもてるようにしたい。そこからキャンプや自然に興味を持ってもらえたら」。
アウトドアテーブルやタープを家の中に持ち込んだインテリアはまさにキャンプさながら。
「キャンプをしたことがない方も予行練習的に楽しんでいただけるし、小さいお子さんがいて本格的なキャンプは難しいという家族にもおすすめです。低いテーブルを使用する“ロースタイル”もリビングならではの楽しみ方。よりリラックスした空間になるので、仲間との距離もグッと縮まりますね」。