\本日、酒のつまみは絶景です!/
前田敦子さんが北海道ほろ酔い旅へ

豊かな自然と広い大地に恵まれ、至極の絶景と出合わせてくれる北海道。そんな北の大地ならではの飲み旅が知りたいと、女優の前田敦子さんが出発! ノスタルジックな趣のある小樽や海産物の宝庫・余市、そして “積丹ブルー”と呼ばれる青く透き通った海が美しい積丹を訪れ、景色とお酒と旅の彩りを満喫します。

撮影/村上未知 スタイリング/安藤真由美 ヘアメイク/高橋里帆 文/岡村一葉

1泊2日の北海道ほろ酔い旅はじまり~【1日目】

前田敦子さんが北海道ほろ酔い旅へ

ニット 26,000円(TELA|T-square Press Room 03-5770-7068)、シャツジャケット 24,000円、スカート 25,000円(ともにHOLZWEILER|CITYSHOP 03-6696-2323)、バッグ 19,000円(PAOLA NUTTI|T-square Press Room 03-5770-7068)、ピアス 18,000円(ete|0120-10-6616)、ブレスレット 8,000円(Jouete|0120-10-6616)、シューズはスタイリスト私物

[Spot1]積丹スピリット
旅のスタートは積丹発のクラフトジン探訪から

[Spot1]積丹スピリット 旅のスタートは積丹発のクラフトジン探訪から

蒸溜所内の試飲スペースで、積丹産(一部道内産)の植物を取り入れたクラフトジン「火の帆『KIBOU』」を味見!

積丹発のクラフトジン「火の帆(HONOHO)KIBOU」の詳細はコチラ

地域ならではの素材や製法にこだわるクラフトジンが近年、世界的に注目されているなか新しい蒸留所があると聞き、積丹へ。積丹産の植物を取り入れた、ここでしか出合えないお酒に興味津々です。

前田敦子さん 約100種の植物を栽培している「積丹グリーンガーデン」。特別にローマンカモミールを収穫させてもらいました。

約100種の植物を栽培している「積丹グリーンガーデン」。特別にローマンカモミールを収穫させてもらいました。

積丹グリーン研究室 タイム ローマンカモマイル ホップ

「積丹グリーン研究室」ではジンに使用する植物を厳選し、個々の性格を踏まえて調合しているそう。

豊かな自然を背景にしたクラフトジン造り

積丹スピリット 蒸溜所

5haにも及ぶ休耕地を利用し、植物を育てるための畑を耕すところから、ボタニカル生産、蒸溜、ボトリングまで一貫して取り組んでいる蒸溜所。記念すべき最初の1本として造り上げたジン「火の帆『KIBOU』」は、乾燥させると柑橘の香りがするアカエゾマツの新芽に注目し、同じく北海道産の植物10種類以上と配合させ試験蒸溜を繰り返して完成させた逸品なんだとか。まるで北海道の豊かな自然を思わせる、青々と爽やかな香りが特徴。
 
◆積丹スピリット
住所/北海道積丹郡積丹町大字野塚町字ウエント229-1
電話/-※問い合わせは公式HPより
営業時間/オープン時期未定※詳細は公式HP要確認
定休日/オープン時期未定※詳細は公式HP要確認
※「積丹ブルー蒸溜所」「積丹グリーンガーデン」「積丹グリーン研究室」の見学はイベント時のみ可

[Spot2]お食事処 みさき
積丹でココは外せない! 新鮮な天然ウニを堪能

前田敦子さん [Spot2]お食事処 みさき 積丹でココは外せない! 新鮮な天然ウニを堪能

お待ちかねのランチは積丹名物、ウニ丼をいただきます! 口の中でとろけるウニに「箸が止まらない!」と前田さん。積丹町内で水揚げされるウニは町外にあまり流通することがない貴重なもの。

売り切れ御免! ウニ漁師が営む地元の名店

お食事処 みさき

ウニ漁師である店主自ら毎朝5時に漁へ出かけ、積丹の海で獲れるバフンウニやムラサキウニなど、その日獲れた新鮮な天然ウニを店で提供。積丹の生ウニは上質な真昆布を食べて育つため、濃厚な甘さ、深いコクが特徴です。ウニ漁の解禁シーズンにあたる6〜8月に合わせて、この生ウニを食べに足を運ぶファンも多数。
 
◆お食事処 みさき
住所/北海道積丹郡積丹町日司町236
電話/0135-45-6547
営業時間/9:00~15:00(売り切れ次第終了)
定休日/不定休※冬季休業11月~4月末(予定)
料金/「生うに丼」2,850円、「赤ばふんうに丼」5,400円(6月中~8月末の1日20食限定)、「うに・いくら丼」2,650円

[Spot3]しゃこたん土産と喰処 カムイ番屋
“積丹ブルー”を舌でも味わう

しゃこたんブルーソフト

しゃこたんブルーソフト

積丹牛乳を使ったほんのりミント風味の「しゃこたんブルーソフト」、すっきり爽やかな「しゃこたんブルーラムネ」をデザートに。積丹ブルーの海にちなんだ鮮やかな青色グルメにくぎ付け!

しゃこたんブルーラムネ

しゃこたんブルーラムネ

積丹土産や名物グルメが一堂に会する立ち寄り処

積丹半島の北西端に突き出る神威岬は、国定公園に指定されている北海道有数の景勝地。「カムイ番屋」は神威岬遊歩道の入口にあり、散策の休憩所としても利用されている有名観光地。細切りのイカに甘エビ、イクラ、生ウニがのった豪華な「岬丼」、積丹産ウニを使った「生うに丼」(6~8月の夏季限定)など本格的な海鮮丼も楽しめます。
 
◆しゃこたん土産と喰処 カムイ番屋
住所/北海道積丹郡積丹町大字神岬町字シマツナイ92
電話/0135-46-5730
営業時間/売店10:00~17:00、レストラン11:00~17:00(5~9月のみ)※季節や天候により営業時間の変動あり
定休日/無休※冬季休業10月~4月末
料金/「しゃこたんブルーソフト」400円、「しゃこたんブルーラムネ」270円、「岬丼」2,810円、「生うに丼」3,550円

[Spot4]柿崎商店
魚の「箱売り」!? 北海道ならではのお土産選び

柿崎商店

地元の美味しいものを探しに余市へ立ち寄り。余市名物のエビ、イカ、カレイをはじめ、タラ、カニなど種類豊富な魚介類がズラリ。鮮度抜群な上にリーズナブル、これは箱買い決定です!

魚の「箱売り」

魚の「箱売り」

旬の魚介から野菜、果物まで揃う余市の台所

旬の魚介から野菜、果物まで揃う余市の台所 柿崎商店

積丹半島の東に位置する余市で創業70年を誇る老舗食品スーパー。毎朝仕入れる新鮮な魚介類を求め、地元の常連客から観光客まで多くの人で賑わいます(エビ、イカ、カレイ、タラ、カニなどの入荷は季節・天候による)。当日仕入れた鮮魚の種類や値段は、店のSNSで随時配信。旬の食材を使った丼ものや刺身、焼き魚がリーズナブルに食べられる2階の直営レストラン「海鮮工房」は行列必至。
 
◆柿崎商店
住所/北海道余市郡余市町黒川町7-25
電話/0135-22-3354
営業時間/9:00~18:00、2F海鮮工房10:00~LO17:30
定休日/不定休

[Spot5]燻製屋・南保留太郎商店
余市のおつまみ巡り、次に狙うは極上の燻製

燻製屋・南保留太郎商店 余市のおつまみ巡り、次に狙うは極上の燻製

ここは北海道でも数少ない燻製専門店。スモークの香りと凝縮された魚介の旨味を楽しめ、お酒が進むこと間違いなし! 野菜や豆腐、コーヒーなどユニークな燻製商品も気になります。

古民家を改装した趣ある建物が目印

1950年に創業し、余市港のすぐそばに店を構える燻製専門店。余市産、道内産の素材にこだわり、燻材にはクセがなく魚介と相性のいい北海道産のブナの木のおがくずを主に使用しています。20℃前後で燻製と熟成を繰り返す冷燻法で、1週間~1ヶ月をかけてじっくりと燻煙。店の隣では直営の燻製料理レストラン「燻香廊」も営業しているので併せてどうぞ。
 
◆燻製屋・南保留太郎商店
住所/北海道余市郡余市町港町88
電話/0135-22-2744
営業時間/9:00~17:00※土・日・祝日は9:00~18:00
定休日/無休(年末年始を除く)

[Spot6]大正硝子 酒器蔵
小樽名産ガラス工芸の酒器を旅の思い出に

前田敦子さん 大正硝子 酒器蔵 小樽名産ガラス工芸の酒器を旅の思い出に

お酒をよりおいしく味わうためには酒器も重要。酒器選びの奥深さを教えてくれるスポットで真剣にグラス選びを。「グラスの口の形状や厚みによってお酒の香りや味が変わるなんて深い……!」。

酒器をメインに多様なグラスが勢揃い

小樽を中心に北海道内に15店舗ある大正硝子 前田敦子さん

小樽を中心に北海道内に15店舗ある大正硝子。「酒器蔵」では、プロも愛用する木村硝子店のグラスをはじめ、巧みな技術が生み出す機能美を追求したグラスを販売。小樽を拠点とする地元の作家の作品も取り揃えます。ワイン、日本酒、ビール、ウイスキーなどお酒に合わせた最適なグラス選びについても日本ソムリエ協会認定のワインエキスパートのスタッフの方がアドバイスをしてくれるので、ぜひ自分だけの特別なグラスを手に入れてみて。
 
◆大正硝子 酒器蔵
住所/北海道小樽市堺町3-17
電話/0134-24-2660
営業時間/10:00~19:00
定休日/無休
料金/「馬場雅己 作・リトルブーケぐいのみ」3,300円

[Spot7]小樽倉庫No.1
ビアパブを併設した醸造所で〆は小樽ビールを!

前田敦子さん 小樽倉庫No.1 ビアパブを併設した醸造所で〆は小樽ビールを!

充実した1日目の〆はドイツビールの伝統的な製法で醸造された、作りたての「小樽ビール」で。ソーセージやブレッツェルも相性抜群。雰囲気のある石造りの店内はいるだけで楽い気分に。

ビール醸造所とビアパブを併設した運河の見える店

「レギュラービール(ピルスナー・ドンケル・ヴァイス)」S 517円・M 671円・L 1,320円、「自家製ソーセージプレート」968円、「ブレッツェル(ドイツパン)」385円

小樽運河沿いに並ぶ石造倉庫に1995年オープン。麦芽(大麦)、ホップ、水、酵母のみを原料とする、ドイツのビール純粋令に基づいて作る「小樽ビール」は、ピルスナー、ドンケル、ヴァイスの3種類のレギュラーのほか、季節限定のものも用意。店内では、仕込み釜や熟成室、発酵室などの醸造所見学を毎日無料で行っています。
 
◆小樽倉庫No.1
住所/北海道小樽市港町5-4
電話/0134-21-2323
営業時間/11:00~23:00(フードLO22:00、ドリンクLO22:30)
定休日/無休
料金/「レギュラービール(ピルスナー・ドンケル・ヴァイス)」S 517円・M 671円・L 1,320円、「自家製ソーセージプレート」968円、「ブレッツェル(ドイツパン)」385円
※毎週木曜日と土曜日の「プロストの日」には、営業時間内の3時間、1人2,200円で小樽ビールが飲み放題

\動画でも満喫してます/

PROFILE

前田 敦子(まえだ あつこ)

1991年7月10日生まれ。2005年AKB48のオープニングメンバーオーディションに合格しデビュー。2012年にAKB48卒業後、歌手や女優として活動。2019年には映画『旅のおわり世界のはじまり』『町田くんの世界』で第43回山路ふみ子映画賞女優賞を受賞。近年の出演作はドラマ『伝説のお母さん』、『リモートで殺される』、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、『劇場版 奥様は、取り扱い注意』(年内公開予定)など出演作多数。

▶▶▶2日目をチェックする
前田敦子さんが北海道ほろ酔い旅へ-2日目-

飲み旅本。vol.9 電子雑誌を読む